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イカづくし [イベント]

みなさまこんばんは。
前の記事からひと月も経つと、気候もかなり変わりました。
毎日過ごしやすくなりましたね。

これであと何ヶ月かすると「寒い、寒い」と言い始めることになるでしょう。
目まぐるしいことです。

今年は仕事の夏休みがなかったので、せめてカレンダー通りに休ませてもらいましょう。
連休中、毎日昼まで寝床で臥せっていても、誰にも文句は言わせませんが、何か一つは懸案事項を処理しないと罪悪感がありますね。

考えてみると、まだダイオウイカに会っていなかったのです。
文章にすると唐突ですが、上野の国立科学博物館の「深海展」の目玉展示である「ダイオウイカの標本」を見に行こうと決めました。
夏休みの初め頃、最寄のJRのターミナル駅にこの展示会の広告が大きく出ていました。
夏休み中は家族連れで大混雑が予想されたので、さすがに入場者も落ち着いているにちがいない。

ところが、ダイオウイカにお目通りかなうには道のりが遠かった。
まずは公式サイトで混み具合を確かめると、「入場110分待ち」というめまいがするような情報が…
思わず「お子ちゃまは、長~い夏休み中にとっとと見物しておけよ!」と身勝手に呪いました。
前売券を持っているほうが多少有利かも知れないと考えて、コンビニの端末で味気ないチケットを買い、いざ電車に。
ところが、人身事故の影響で、乗っていた電車が途中駅で運転を見合わせてしまいました。
ダイオウ様がどんどん遠のくばかりです。

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ようよう博物館に到着したら、行列は「80分待ち」に減っていました。
けれども、大行列に関らず閉館時間は変更しないというアナウンスが非情にも流れ、私が館内に入ったら20分あまりで閉館になってしまうというせつなさ。
午前中から取り組めばよかったのですが、ツイてないとはこのことです。



ようやく館内に入ったら、押すな押すなの状態でした。
時間が限られているので、パネル展示のコーナーは無視してどんどん先へ進みます。

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このような潜航艇の模型は見逃せません。実に精巧にできていて、モデラーの技術に感心します。
こちらは無人探索艇でしょうか。(急いでいて解説文を読んでない)スルメイカのようなカラーリングが目立ちます。

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深海生物の標本コーナーへたどりつきました。
貴重な生物群の標本でありますが、ホルマリン漬けにされた時点で原型こそ保っているものの、体色が退色してどれもこれも「朝鮮人参」のようになっています。生きているときの姿は想像できません。

その中で、貝殻だけは元の色彩を伝えてくれます。
かつて、タカラガイをコレクションしていた時期があり、こうした標本が見られる機会はわくわくしますね。
厳密に言いますと、生きているタカラガイは、貝の上に独特の「外套膜」をまとっているので、このツヤピカな状態で岩場を這っているのではありません。

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この2つのタカラガイ、興味があるかたはネットで相場を調べてみてください。かなり高額です。
海岸で拾えるレベルではなく、簡単に採取できない深海にいるから希少性がつり上がるわけですが。


こちらはイカタコのコーナー。
どれもエイリアンのようですが、図鑑に載っていない生物がかなりいるのが分かります。
彼らに会いに行くためには、途方もない水圧というハンデがあるわけですね。

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これはチョウチンアンコウ。
堂々たるツラがまえですが、確かこれはメスです。
オスは指ぐらいの大きさで、メスに出会ったらその身体に噛みつくそうです。
噛みついているうちに、オスの身体はメスと一体化して、養分を分けてもらう「寄生物」になるそうです。
オスが役立つのは産卵のときだけというわけで、完全なヒモ生活。考えさせられます。

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最近書物で知って驚いた「スケアリー フット」の実物に会えるとは思いませんでした。
硫化鉄でできたウロコを持つ巻貝という、とんでもない生物ですが、世界…というか深海は広い。
我々の知らないところで想像を絶する生物が生きていますね。

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前座でいちいち感動していると、警備員に追い立てられてダイオウ様に会えなくなる!
そう考えて先を急ぎます。ひときわ人だかりがしている水槽の中にダイオウ様は寝ていました。
頭上に吊り下がっているのは模型です。生きているときはこのような色彩とお姿のはず…が、やはりホルマリン液の中では正体がなくなっていました。どこが目玉だかロウトだか分かりません。

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トドメは、出口のおみやげコーナーに置かれた「等身大ダイオウイカのぬいぐるみ」です。
お値段20万円也。
ちょっと小さいサイズでも数万円で、納期に数日かかるそうです。
私は一番小さな「ダイオウイカのストラップ」にしておきました。

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実物が見られただけでも夏休みの絵日記…おっと、大人の休日になったかな?


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コメント 3

馬子

Tenさん、お久しぶりです。
1ヶ月ぶりの更新なので、なんだか恥ずかしいです。
by 馬子 (2013-09-24 22:01) 

いねむり

ダイオウイカといえば上野駅・中央改札前の天井に実物大?巨大なレプリカが出現した時は思わず見上げちゃいました~
by いねむり (2013-09-30 20:15) 

馬子

いねむりさん、お久しぶり。
やはり、巨大な海洋生物は想像力をかきたてられますな。
by 馬子 (2013-09-30 22:35) 

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